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猛暑の中新学期 暑さ対策し各行事へ 糸魚川市内の小中・特別支援学校

今夏の猛暑が続く中で2学期が始業。熱中症予防が呼びかけられた(25日、磯部小多目的室)

 糸魚川市内の市立小中、特別支援学校は夏休みを終えて2学期を迎えている。全18校が24日から28日までに順次始業する。

 猛暑が続く中、25日は12校が始業した。同市筒石の磯部小(増村浩一校長、児童26人)は始業式を空調(冷房)設備の整った多目的室で行い、全校児童と教職員が涼しい室内に集まって新学期初日をスタートした。

 各学年の代表児童が2学期に頑張りたいことを発表。1人ずつ学習や運動、各種行事に取り組む意欲を示して「元気に友達と仲良く過ごしたい」「体調に気を付けて活動したい」などと話した。

 2学期は修学旅行や市小学生親善陸上大会、校内マラソン記録会、文化祭などの行事が予定されている。増村校長は「たくさんの学習、行事を乗り越えるために大切なことは」と児童に問いかけ、その一つに「健康」を挙げて、熱中症予防に関して水分を取ることや屋外では帽子をかぶることなどの注意を呼びかけた。

 各校では引き続き、小まめな水分補給や健康観察、熱中症の危険度を示す「暑さ指数」を確認するなど児童生徒の熱中症事故防止に留意して教育活動に当たる。市教育委員会によると、9月に体育祭を控えている中学校3校では、半日や2日間に分けて行うなど暑さ対策を講じて実施する予定という。