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たわわな実り味わう デラウェア収穫 甘さに喜び 高士小3、4年生

房にかけていた紙袋を外し、色づいたデラウェアを摘み取る

 上越市立高士小(堀川邦夫校長)の3、4年生21人は25日、校内で栽培しているブドウを収穫した。たわわに実った果実を味わい、甘さに喜びの声を上げた。

 3、4年生は地域の偉人である川上善兵衛を学ぶ一環で、校内のブドウ棚でマスカット・べーリーAとデラウェアの2品種を育てている。同日はデラウェアを収穫。酷暑による水不足で粒は小さいが、糖度は22~23度と十分な甘みに育った。

 児童ははさみを使ってブドウの房を摘み取り、昨年を上回る約250房を収穫した。作業を終えると少しだけ味見。上野舞衣羽さん(3年)は「甘酸っぱくておいしい。無事に収穫できてうれしい。食べた人においしいと思ってもらいたい」と話した。

 収穫したブドウは児童を指導している飯野憲靜さん(同市飯田)をはじめお世話になった人や、全校にお裾分けをした後、児童が持ち帰る。

 マスカット・べーリーAの収穫は9月中旬を予定している。