価格高騰などに対応 補正予算案 除雪町内会に報償金 上越市
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上越市の中川幹太市長は25日の定例記者会見で、市議会9月定例会(9月4日開会)に提案する2023年度一般会計補正予算案を発表した。
補正予算案の規模は46億1073万円。
除雪路線に指定していない市道の除雪作業を行っている町内会への支援として、新たに報償金制度を創設。また、25年度に予定する三和区の里公、上杉、美守3小学校の統合に伴う経費、県のエネルギー価格・物価高騰対策により、燃油、電気使用量および肥料費低減に資する農業用機械の導入費の一部支援、リフレ上越山里振興の清算に要する費用などを増額する。
また、前年度決算余剰金について、2分の1相当額を財政調整基金に積み立て、残りを第三セクター等改革推進債の償還に充てる。同債は173億円の借り入れに対し、残額が9億円余りとなる見込み。
本補正予算後の財政調整基金の残高は、80億9974万円となる。