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Reかまぼこパン 好評受けて再販売 高田商業高生が開発 上越市大日の「くろわっさん」

オリジナルご当地パンを店頭で再販。生徒たちが買い物客に売り込みをした

 県立高田商業高の生徒が開発したご当地パン「Reかまぼこパン」が23日、上越市大日のパン工房くろわっさんで限定販売された。同校のチャレンジショップ「Rikka」での好評を得ての再販で、買い物客が興味深く手に取っていた。

 通常は商品にならない端材のかまぼこを活用。「チーズたまご」「チーズポテト」「わさびマヨサンド」「ポテサラサンド」の4種類を製品化した。Rikkaでは180個が早々に売り切れ、買えない客が続出したため、今回の再販となった。

 同日は模擬会社Rikkaの社長を務める相澤利音さん(3年)と企画担当の大山結奈さん(同)が同店を訪れ、買い物客に商品を紹介。説明を受けて興味を抱き、購入を決める姿が見られた。

 大山さんは「自分たちが開発した商品を手に取ってもらう瞬間を見られてうれしい。幅広い世代に良さが伝わるようにしていきたい」と話した。

 今後の販売機会も決定。9月9、10の両日、ザ・グランスイート(同市大道福田)で開かれる「上越ブレッド&スイーツフェス2」にくろわっさんが出店し、Reかまぼこパンを販売する(9日のみ)。