出店や伝統芸能も ふるさと高士まつり4年ぶり実施 上越市高士地区
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上越市高士地区の伝統行事「ふるさと高士まつり」が20日、同市立高士小体育館で開かれた。コロナ禍での休止を挟み、4年ぶりの実施。子どもからお年寄りまで地域住民が出店やアトラクションを通じて交流した。
昭和時代に地元商工会が始め、現在は実行委員会が引き継いで30年以上の歴史となる。地元団体や事業所による出店のほか、オープニングの中学生による雄志太鼓、婦人会と児童による「岩の原小唄」の踊り、八社五社など伝統芸能も披露された。
高士地区振興協議会の横川純一会長は「久しぶりに実施でき、皆さんに喜んでもらえて良かった。今後も地域を元気にするため開いていきたい」と語った。
◇まつり会場で防火・防災啓発 高士婦人防火クラブなど
会場では、高士婦人防火クラブによる「防火・防災イベント」も行われた。消防車両の展示や起震車体験、消防防災クイズなどで、普段からの備えを呼びかけた。
上越地域消防局管内で春先からの火災多発を受け、今回初めて企画された。会場では、上越南消防署高士分遣所などが協力し、クラブメンバーが風船や啓発チラシを住民に手渡し、火災が多発している現状などを伝えて注意を呼びかけた。
これまでも春と秋の防火イベントで地域のパレードに参加するなど、啓発活動を行っている同クラブ。加藤ミサコ会長は「祭りならより多くの人に知ってもらえると、初めて企画した。今一度、備える大切さについて知ってもらえたら」と話した。
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