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制服姿で楽しく 大糸線糸魚川―南小谷間でこども車掌体験 大糸線活性化協議会

午前便の「こども車掌」ら(糸魚川駅)
元気良く出発進行の合図(同)

 大糸線活性化協議会(会長・米田徹糸魚川市長)は17日、JR大糸線糸魚川―南小谷間で「大糸線こども車掌体験」を行った。参加した小学生たちが、制服姿で楽しく「こども車掌」を務めた。

 令和元年度から始まった取り組み。夏季では初めての実施となる今回は、糸魚川駅午前10時31分発・南小谷駅同11時35分着と、南小谷駅午後2時43分発・糸魚川駅同3時45分着の2便を運行。

 糸魚川市、長野県小谷村、白馬村、大町市在住または「大糸線応援隊」に登録している小学生(保護者同伴)を対象に各便定員3組ずつ募集し、いずれも定員を上回る応募があった。

 こども車掌の体験内容は、出発合図や車内アナウンス、切符確認など。車掌の制服に袖を通した子どもたちは、周囲の大人から「かっこいいね」と声をかけられ、笑みを浮かべていた。

 午前便に母親と共に参加した糸魚川市の小学2年の男子児童は「制服を着るのを楽しみにしていたのでうれしい」と話した。

 大糸線こども車掌体験は、今秋にも実施予定。

元気良く出発進行の合図(同)