文字サイズ

楽しみながら街巡り 子ども800人の絵展示 上越市 なおえつうみまちアート2023

直江津駅自由通路に子どもたちの絵を展示した

 「みんなでつなごう なおえつ うみまちアート2023」(19日―9月10日)の作品「海の絵こども絵画展」の飾り付けが16日、上越市直江津地区で行われた。地元の園児、小学生が海をテーマに描いた絵が街中に飾られ、開幕ムードを盛り上げている。

 アートで直江津の活性化を目指す同イベントは3年目。行政主導で始まったものを市民有志が昨年受け継ぎ、今年は規模を拡大して実施している。作品展やワークショップなどさまざまなアートイベントが行われる。2回目となる海の絵絵画展は会期終了まで街中に飾られる。

 今年は五智地区の園児も加わり、約800人が参加。作品は直江津駅の自由通路、直江津駅前商店街、直江津学びの交流館、無印良品直江津のなおえつ食堂などに飾られる。各園、学校の作品展示場所は会期開始後、同イベントホームページに掲載される。

 作品は海の生き物が中心で、折り紙を使ったり園児の足形をペンギンに見立てたりと工夫を凝らしたものが目を引く。昨年のうみまちアートで注目を集めた夕日を描いた作品も見られる。同イベントの重原稔実行委員長は「子どもたちの絵で街中に彩りが生まれる。楽しみながら街を巡ってください」と話した。

社会・くらしの関連ニュース

観光・お出かけの関連ニュース

芸術・文化の関連ニュース