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17日まで切手画展 新作16点など展示 清里区の敬西寺

「ねぶた」の制作過程を説明する吉越さん

 清里区東戸野の敬西寺は11日から17日までの午前9時(16日は午後1時)から午後5時ごろまで、本堂で住職の吉越智秀さん(80)が制作した「切手画」の展覧会を開いている。入場無料。会期終了後も31日ごろまで展示する予定。

 新作16点を展示。青森市の「ねぶた」や京都・祇園祭の「山鉾巡行」、苗場山、にぎりすしなど、日本各地の名勝、祭りやふだんの暮らしにテーマを求めた。ねぶたは200円切手(はにわ)を使い、勇猛な金剛力士を再現。色の白い部分を効果的に用い、夜の青森市内に光る様子を表したという。

 吉越さんは「長くコロナ禍が続いたことで、人と人が会う機会が少なくなってしまった。展覧会が、人同士が再会できる機会になることを願っている」と話している。

 妻で坊守の陽子さんが描いた生命力あふれる花の水彩画、家庭の日常を詠んだ短歌も展示した。問い合わせは敬西寺(電025・528・3089)へ。