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夏の夜 幻想的な明かり とうろうまつり 160個の灯籠点灯 上越市大町3町内会

雁木通りに色とりどりの明かりがともった(5日午後8時ごろ、上越市大町3の北島真さん提供)
竹やペットボトルで作った灯籠を設置(同)

 上越市大町3丁目町内会(磯貝弘之会長)は5、6の両日、「大町3とうろうまつり」を開いた。約160個の灯籠を同町内の雁木通りや大町小前に設置。日没に合わせてLED照明を点灯し、幻想的な明かりで夏の夜を彩った。

 令和3年、子ども会の催しとして初回が開かれた。翌年からは少子化の影響で同会単独の実施が難しくなり、今年は町内会主体で企画した。

 7月には竹の灯籠を作るワークショップを行い、住民や町内外の児童が参加したという。また、大町小4年生もペットボトルの灯籠作りに協力。昨年より多くの灯籠を用意し、イベント当日に備えた。

 住民らは思い思いに明かりを見つめながら、隣同士や家族で会話に花を咲かせていた。磯貝会長(70)は「町内の活性化や交流促進が目的。続けることでこの意識が高まれば。灯籠に明かりをともし、町内(住民の心)も明るくしたい」と話した。

竹やペットボトルで作った灯籠を設置(同)