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「新八幡橋」が竣工 住民ら70人 「渡り初め」感無量 吉川区

渡り初めする関係者
渡り初め後の記念撮影で完成を喜ぶ地元住民

 吉川区の霊峰・尾神岳とスカイスポーツエリアから中山間地域、区域、市街地をつなぐ県道川谷十町歩線の新八幡橋が竣工(しゅんこう)し、6日に関係者30人と地元住民40人が参加し、安全祈願祭と渡り初め式を行った。

 整備された県道は2車線で全長480メートル。7年間の歳月と8億円の事業費で完成した。期成同盟会の太田栄会長(69)は「旧町時代から20年来の積年の夢と希望がかなった」と謝辞。とくに狭かった橋では大型車の擦れ違いができず、冬でも安心、安全と喜び、道路整備の延伸を願っていた。県上越地域振興局地域整備部の斎藤龍夫部長と上越市長(代理)もあいさつした。

 厳粛な神事に続きテープカットと渡り初め。住民たちは「新しい橋を渡ると3年は元気でいられる」などと笑顔をそろえ、ドローンによる記念撮影にも応じていた。

渡り初め後の記念撮影で完成を喜ぶ地元住民