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高田３８・６度 全国３位 糸魚川 最低気温３０・６度
台風６号に向かって吹く暖かい風による「フェーン現象」の影響で、県内など日本海側では立秋の８日も気温が急上昇。各地で３５度を超える猛暑日や、最低気温が３０度近いなど異常な暑さとなった。
８日午後４時時点の最高気温は上越市高田３８・６度（同日全国３位）、同市大潟３６・２度、同市安塚３６・４度、妙高市関山３４・４度などとなり、いずれも今年の最高気温を更新した。また、同日の最低気温では糸魚川市糸魚川が３０・６度と、全国で最も暑くなった。
糸魚川市消防本部によると、８日午後４時時点で、管内で熱中症とみられる救急搬送が３件。９０代男性が屋内で中等症、８０代女性と７０代男性がいずれも屋外で軽症だったという。
環境省と気象庁は８日、県内では翌９日も熱中症の危険性が極めて高い気象状況になるとして、熱中症警戒アラートを発令した。予測される暑さ指数は上越市高田と大潟、糸魚川市糸魚川３３、同市能生３２、上越市安塚３０など。予想最高気温は高田で３８度。
