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上越市高田37・2度 上越と糸魚川で熱中症搬送6件

 県内は7日も気温が上昇し、各地で35度を超える厳しい暑さとなった。上越地域は6日連続の猛暑日で、多くの観測地点で今年の最高気温を更新した。

 7日午後4時時点の最高気温は上越市高田37・2度、同市大潟35・5度、糸魚川市糸魚川35・4度で、いずれも今年の最高気温を更新した。

 上越地域消防局によると、7日午後4時時点で、上越市で熱中症とみられる救急搬送を4件確認。いずれも屋内で発症し、80代男性が中等症、50代女性と40代男性が軽症、また70代男性が屋外で重症だという。糸魚川市消防本部では2件確認。70代と90代の男性がいずれも屋内で中等症だという。

 環境省と気象庁は7日、翌8日も熱中症の危険性が極めて高い気象状況になるとして、県内に熱中症警戒アラートを発令した。予測される暑さ指数は、上越市高田33、同市大潟と糸魚川市糸魚川32、同市能生31など、各地で「危険」とされる数値を超えている。予想最高気温は高田で38度。