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企画展に合わせゲームや工作 小林古径記念美術館「美術館で夏休み!」

粘土をこねて植木鉢作り。気分は陶芸家

 上越市本城町の小林古径記念美術館は5日、「美術館で夏休み!」を開いた。実施中の企画展「齋藤三郎展」にちなみ、簡単に楽しめるゲームやワークショップなどを行った。

 同イベントは今回初めて。夏休みに子どもたちにも美術館に親しんでもらおうと企画した。地元ゆかりの陶芸家、齋藤三郎の作品から指定された文様を探すワークショップや、陶芸のように粘土をこねるミニ植木鉢作り、風鈴にシールを貼る〝絵付け〟体験などを行った。

 同館前の雁木下通路では、同館のミュージアムファンクラブがさまざまなイベントを行った。古径の絵を手本にしたお絵描き、抹茶をたてる体験、苔玉(こけだま)作りなど、親子で楽しむ姿が見られた。