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ハスの花めでながら 参加50人、爽やかにラン 上越市高田城址公園で「はすを見ながら走ろう会」 

無数に咲くハスを横目に公園内を駆け抜ける
ハスの花をスマートフォンで撮影(23日午前6時30分ごろ)

 上越市の高田城址公園で6日、「はすを見ながら走ろう会」が開かれた。見頃を迎えたハスの花をめでながら、爽やかに公園内を駆け抜けた。

 高田走ろう会(木原幸雄会長)が観蓮会の期間中に開いている恒例イベント。昨年よりも人数が増え、会員30人、一般20人が参加。歴史博物館前を発着点とし、1・5キロから4・3キロまでの3コースを選んで走った。

 ランニングは気温が上がる前の午前6時30分にスタート。スタート直後まで太陽に雲がかかっていたことや、公園内に風が吹き抜けていたことで、不安視されていた暑さも大きな問題はなく、気持ちよく走り抜いた。

 池部淑夫さん(60)は「南堀、大手堀のハスが見事だった。日曜の朝に気持ちよく走ることができ、一日を楽しく過ごせる」と話していた。

◇早朝から大勢 撮影や散歩満喫

 同日の高田城址公園は早朝から市民らが訪れ、それぞれにハスの花を楽しんでいた。

 堀の周囲で犬の散歩やウオーキング、ランニングをする人に加え、観蓮会に合わせて設置されたベンチに座ってゆったりと観察する人も。スマートフォンや一眼レフカメラで花を撮影する姿も多く見られた。

 柏崎市から訪れたという女性は「南葉山と一緒に撮るのが好き。こんなにきれいな年は初めてで、本当に来て良かった」と喜んでいた。

ハスの花をスマートフォンで撮影(23日午前6時30分ごろ)