文字サイズ

高田まちかどフェスティバル 音楽で「街なか」活性 高校生など15団体が出演

二胡勉強会は姉妹団体「自由に楽坊」の三線(さんしん)と一緒に演奏した

 上越市本町3の高田まちかど交流館で7月30日、「高田まちかどフェスティバル2023夏」が行われた。同市内の15団体が出演、歴史ある建物で幅広い分野の音楽を演奏した。

 同イベントは国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭に合わせて2019年に始まった。昭和6年築で同市文化財に指定されている同館を周知し、「街なか」の活性化を目的に行われている。本年度は夏と秋の2回実施。今回は近接するイレブンプラザ(同市本町4)で開かれた高田城址公園観蓮会の高田本町商店街イベントと連携して行われた。

 出演は吹奏楽、ゴスペル、合唱、軽音楽など。トップバッターを務めた関根学園高吹奏楽部の大橋優舞部長(3年)は「8月で引退する3年生にとって、残り少ない演奏の機会。校外で演奏するのは2回目で、地域の人にもたくさん聴いてもらえてうれしかった」と話した。