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おまんたの輪 大きく広げて 糸魚川おまんた祭り 早大応援部が盛り上げ

御風が作詞した校歌「都の西北」を力強く歌う早大応援部
昼の部は太鼓演奏、ダンスなどのパフォーマンスで盛り上がった

 第47回「糸魚川おまんた祭り」(同実行委員会主催)が29日、糸魚川駅日本海口周辺、駅北商店街各通りで開かれた。コロナ禍が落ち着きを見せる中で迎えた夏の祭典は、好天の下で昼の部、夜の部ともに幅広い世代の市民で大いににぎわった。

 今年のテーマは「ふるさと糸魚川から~100年繋(つな)がる広がるおまんたの輪~」。郷土の文人・相馬御風生誕140年と、「おまんた囃子」を作詞作曲した三波春夫生誕100年のメモリアルイヤーを記念した関連企画も用意した。

 丸山武昭実行委員長は開会宣言で、「糸魚川市民の心を一つにつなぐおまんた祭りは、おまんた(あなたたち)が主役の祭り。今年は相馬御風さんの生誕140年記念、三波春夫さんの生誕100年記念の年。おまんた祭りを通して、おまんたの輪を大きく広げましょう」と呼びかけた。

 昼の部では会場内に立ち並んだ各種露店や企画ブースはもとより、出演団体による太鼓やダンスなどのパフォーマンスが盛況。トリを飾った早稲田大応援部は、同校OBでもある御風が作詞した校歌「都の西北」などを力強く歌い、観客は合いの手を入れて共に盛り上がっていた。

昼の部は太鼓演奏、ダンスなどのパフォーマンスで盛り上がった
相馬御風、三波春夫の記念ブース。それぞれの等身大パネル、ありし日の写真などを展示した