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全観測地点で軒並み30度以上 30日も熱中症アラート発令

 県内は29日、全観測地点で30度以上の真夏日となり、猛暑日の地点もあった。新潟地方気象台の2週間気温予報では、8月10日ごろまで気温が高い状態が続くとみられ、体調管理などに注意を呼びかけている。

 同日午後4時時点の最高気温は上越市高田34・3度、同市大潟32・5度、同市安塚33・0度、糸魚川市糸魚川32・3度、同市能生31・6度、妙高市関山31・7度。

 上越地域消防局管内では29日午後4時時点で、熱中症とみられる救急搬送が2件あった。いずれも上越市で、20代男性が屋内で、40代女性が屋外で発症し、軽症だったという。

 環境省と気象庁は同日、翌30日も熱中症の危険性が極めて高い気象状況になるとして、県内に6日連続で熱中症警戒アラートを発令した。予測される暑さ指数は上越市高田と大潟、糸魚川市糸魚川で32、上越市安塚と糸魚川市能生で30、妙高市関山で29。予想最高気温は高田で35度となっている。