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収量多く色つや良く 旬の味 枝豆の収穫体験 糸魚川市西海地区

子どもたちも参加して枝豆のもぎ取りを体験

 糸魚川市の西海地区で29日、枝豆の収穫体験イベントが行われた。地区内外から約50人が参加して、もぎ取りに汗を流した。

 同地区集落協定を中心に、自治会園芸部が協力して実施した。同地区ではほ場整備の一環として園芸作物の導入を進めており、現在、40アールのほ場で枝豆を作付けしている。

 体験イベントは今年で3年目。地域とのつながりや活性化などを目的に、収穫時期に合わせて毎夏、西海農村公園近くの栽培ほ場で行っている。

 今年は早生(わせ)品種を植え付けた。同協定の小川忠之代表(76)によると「今年は収量も多く色つやもきれい。西海産の枝豆はおいしいと好評の声を頂いている」という。収穫体験は地域外からの参加が半数以上で家族連れの姿も目立ち、「子どもから大人まで楽しんでもらえたら」と迎えた。

 参加者は株を根元から引き抜き、鈴なりに実った枝豆を取り除く作業に励んだ。糸魚川小6年の田原結愛さんは「枝豆を一つずつ取るのが大変だけど楽しかった。おいしく食べたい」と楽しみにした。

 枝豆収穫の終了後は連作障害を防ぐため、そばを栽培する。