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発足3周年祝い市場拡大へ意欲 他会場からも参加し商談 「守成クラブ」上越妙高会場

上越妙高会場設立3周年の記念例会。テーブル商談会や大名刺交換会などが活発に行われた

 中小企業経営者によって構成する会員制クラブ「守成クラブ」上越妙高会場の第37回例会が8日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。同会場設立3周年記念として、同会場のほか県内や近隣県の他会場から91社が参加。名刺交換や商談を行った。

 守成クラブは全国に267会場、3万人の会員を擁する全国規模の会員制商談交流会。月1回の例会では経営者同士が商談を行い、人脈や販路拡大につなげている。

 上越妙高会場は2021年7月に発足。現在は上越、妙高両市内の事業所約60社が加盟している。

 同会場代表の吉原誠さん(上越市、おふぃす誠代表)はあいさつで、「ここに来ればさまざまな人と出会える、商売につながる種がある。市場拡大に向け、上越妙高会場をより一層魅力ある会場に育てていきましょう」と呼びかけた。

 浴衣姿の参加者もいて和やかな雰囲気の中、参加者全員が一斉に名刺交換を行う「スピード大名刺交換会」、テーブルごとに自社PRや販路拡大に向けたプレゼンを行う「テーブル商談会」などが活発に繰り広げられた。

 4年目に向けて吉原代表は「地域経済が厳しい中、商売が難しいと感じる経営者も多い。特に若い人、起業間もない人はさまざまな事業者と出会いつながり、経営のヒントにしてほしい」と願った。