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保倉小でスキー授業事前講習会 体育館で本物のリフト乗車体験 写真1枚  

 県スキー場協議会は13日、上越市立保倉小(泉実校長)でスキー授業事前講習会を行った。リフトの実物を体育館に持ち込み、安全な乗降の仕方やゲレンデでのマナーなどを教えた。

体育館でリフトを体験する児童たち


 県内全スキー場が加盟する同協議会の講習会は本年度で10回目。学校のスキー授業が始まる前の時季に行っており、本年度は県内7小学校で実施。同日は牧区の牧小でも行われた。
 保倉小は3学期にスキー授業を行う4~6年生が講習を受けた。同協議会の田代利行営業委員長(ガーラ湯沢設備戦略部部長)は「楽しくスキーをするには絶対けがをしない、ほかの人にけがをさせないことが大切」と話し、初めに動画を交えてリフトの乗り方や乗っているときにしてはいけないこと、ゲレンデで休憩するときなどについて解説した。
 後半は実技。やぐら状に組んで車輪を付けたパイプにつるされた2人乗りリフトが体育館に設置され、児童はストックを手に、2人ずつ並んで乗車。同協議会のメンバーが10メートルほどの距離を動かしてリフトの感覚を体験した。
 4年生はスキー体験がない児童が多く、竹田姫翠さん、大島伊織さんは「最初は緊張したけど楽しかった。スキー場で初めてだったら不安だったと思う。スキー授業が楽しみになった」と話した。