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PCGの妙高杉ノ原スキー場取得続報 妙高市長「インバウンド施策に資する」  

 シンガポールに本社を置く不動産投資ファンド、ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)が西武ホールディングス(本社・東京都)から妙高市の妙高杉ノ原スキー場を取得したことについて、妙高市の城戸陽二市長は8日、取材に対し「今後拡大が見込まれるインバウンド需要を取り込む体制に大きく資すると考えている」とコメントした。
 また、スキー場での雇用が維持されることについて「地元との共存、雇用維持の方針も示されており、大きな期待を寄せている」とした。 
 PCGは今回取得した妙高杉ノ原スキー場のリニューアルや拡張、斑尾高原(妙高市、長野県飯山市)を含めた開発構想、再開発開始の見通しについて「計画策定中につき、今後しかるべきに公表を予定している」としている。