子育て応援定期預金「こむすび定期」 申請受け付け始まる 県
県は20日、子育て応援定期預金「新潟県こむすび定期」の申請受付を開始した=チラシ。令和5年4月以降に生まれた子どもに県内金融機関発行の定期通帳、計10万円分を発行する。
同制度は、県が官民連携で「子育てに優しい新潟県」を目指す施策の中核事業と位置付けている。子育て世帯の子どもに対し、2年定期と5年定期を発行。2歳時に5万円と金利等、5歳児に5万円と金利等、計10万円と特典が受け取れる仕組みになっている。
申請には、出生手続き後、県電子申請システムにアクセスし、必要事項を入力すると、後日県から証明書が届く。金融機関に証明書を持参し、「こむすび定期」を受け取る。
事業開始を前に県庁で16日、県と県内金融機関による協定締結式が行われた。花角英世知事と県銀行協会、県信用金庫協会、県信用組合協会、県労働金庫、県信用農業協同組合連合会、東日本信用漁業協同組合連合会新潟支店、株式会社ゆうちょ銀行信越エリア本部の代表者が出席し、協定書に署名した。
定期通帳を発行するのは、地方銀行2行、信用金庫、信用組合、ろうきん、JAバンク、JFマリンバンク、ゆうちょ銀行の県内金融機関。
県子ども家庭課子ども政策室によると、申請を行い、定期の受け取りができるのは、早くて11月上旬の予定。詳細の確認、申請手続きは県ホームページから行う。「新潟県こむすび定期 公式」で検索する。問い合わせは、同室(電025・280・5218)へ。