糸魚川で観測史上最高気温39・3度 安塚で8月史上最高気温37・5度 フェーン現象で異常高温続く
台風6号に伴うフェーン現象の影響で、県内は10日も異常な高温に見舞われた。上越地域では糸魚川で観測史上最高、安塚で8月の観測史上最高気温を記録するなど、極めて厳しい暑さとなった。
10日午後4時時点の最高気温は糸魚川市糸魚川39・3度(同日全国3位)、上越市大潟39・0度(同5位)、同市安塚37・5度、糸魚川市能生36・2度など軒並み猛暑日となり、いずれも今年の最高気温を更新した。また糸魚川は最低気温が32・0度で、全国で最も暑かった(高田は3位)。
糸魚川市消防本部によると、管内では10日午後4時時点で、30代男性が屋内で熱中症とみられる症状を発症し、病院に搬送された。軽症だという。
環境省と気象庁は10日、翌11日も熱中症の危険性が極めて高い気象状況になるとして、県内に9日連続で熱中症警戒アラートを発令した。予測される暑さ指数は上越市大潟と糸魚川市糸魚川33、同市能生と上越市高田32、同市安塚30など。予想最高気温は高田で38度。