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前半生を知り興味のきっかけに 前島密の紙芝居上演 前島密記念館

前島密の紙芝居を披露する横手さんと伴奏の池田さん

 前島密顕彰事業実行委員会(新井美智雄会長)は9日、上越市下池部の前島密記念館で前島密の紙芝居上演を行った。同委員会が今月、同市内の小学校に寄付したものを、地元の雄志中1年生が観賞した。

 紙芝居『前島密』は東京の紙芝居出版社が1956(昭和31)年に出版したもので、同委員会が許可を得て複製して寄贈した。この日は高田城址公園オーレンプラザの横手正実副館長が池田眞喜さんの電子ピアノ伴奏とともに紙芝居を演じた。横手さんは東京の紙芝居屋で学んだ成果を市内各地のイベントで披露している。

 雄志中1年生は毎年、郷土の偉人を総合学習で学んでおり、同館の見学に合わせて紙芝居を観賞。紙芝居は密の生い立ちから郵便事業を立ち上げるまでの前半生を中心に、分かりやすくまとめている。

 片桐ひなたさんは「(密が)夜も寝ないで勉強したことがすごいと思った。これからもふるさとの偉人の生き方を学びたい」と話した。新井会長は「紙芝居は前半生を描いているので、これをきっかけに後半生にも興味を持ってもらえれば」と話した。紙芝居は前島密記念館別館で見ることができる。