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救急活動の連携確立へ 糸魚川市消防本部と富山・新川地域消防本部 県境越え合同訓練

糸魚川市消防と新川地域消防が合同で訓練。地域住民が見学した

 糸魚川市消防本部は6日、県境部にある糸魚川市の旧市振小体育館で、富山県の新川地域消防本部と合同救急活動訓練を行った。両消防など関係機関から約30人が参加し、県境を越えた連携、救急活動の確立に努めた。

 消防相互応援協定に基づく合同訓練。富山県黒部市・入善町・朝日町の1市2町を管轄する新川地域消防本部と連携を深め、富山県側にも生活圏を有する市振、玉ノ木、上路地区での心肺停止事案に対応する狙い。

 訓練は地区行事に参加中の80代男性が突然倒れ、意識不明になったという想定。住民による応急手当て(糸魚川市消防本部デモ)、新川地域消防本部への出動要請、救命処置、通信訓練などを行い、119番通報から救急車到着・搬送までの一連の手順を実践した。

 両消防による合同訓練は今回が3回目。糸魚川市消防本部の竹田健一消防長と新川地域消防本部の能澤隆義消防長は講評で「有意義な訓練だった」と口をそろえ、さらなる連携強化へ意欲を示した。

 会場には地域住民約30人が集まり、訓練を見学。消防関係者らとの座談会も行われた。市振地区の男性(78)は「(合同訓練は)地区民にとって心強い。これからもこうした取り組みを続けてほしい」と話した。