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看護大いきいきサロン 患者への寄り添いは がん看護テーマに 神田学長が講演 県立看護大

神田学長(左奥)が講師を務め、がん治療や看護について解説した

 県立看護大(上越市新南町)は17日、公開講座「看護大いきいきサロン」の本年度第1回を行った。神田清子学長が講師を務め、がん看護をテーマに講演した。

 がん患者と家族を含めた誰もが暮らしやすい社会をつくるため、がんについての正しい理解を神田学長は呼びかけた。がん体験者が他者に言われて傷ついた言葉、うれしかった言葉を紹介。家族や友人からの一方的な押しつけや上司からの一方的な励ましに傷ついた一方で、家族からの「一緒に頑張っていこう」や友人からの「何か必要なら声をかけて」といった言葉がうれしかったとの意見があったという。

 以前のがん治療は余命の長さを重視し治療法を決めていたが、現在は患者や家族が理解、納得してどの治療を受けるか決めるようなっている。神田学長は「希望する生き方や大切にしていることを、日頃から語ることが大切」と語った。

 次回のいきいきサロンは6月20日に実施。「花粉症と上手に付き合っていくには」をテーマに、県立中央病院耳鼻咽喉科医師の吉岡邦暁さんが講演する。