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伝統のみこし 高田の街中渡御 勇壮に日枝神社例大祭 上越市寺町3

1日がかりで高田の街中を巡り、日枝神社に戻ったみこし
本殿内で行われた神楽の奉納

 上越市寺町3の日枝神社(小山祥夫宮司)で15、16の両日、例大祭が行われた。15日はみこしが1日がかりで高田の街中を渡御、同神社に還御した。

 同神社の氏子町内は高田市街地の19町内。みこしは同神社を朝に出発、各町内が引き継ぎながら練り歩いた。みこしは約1トンの重量があり、台車に載せて巡ったが、最後のみこしを受け継いだ寺町3町内会(廣川勲町内会長)は同神社が所在する「宮元」として担いで町内を練り、境内に戻った。

 近年は担ぎ手が減少しているため、町内にあるサンクス高田が協力しており、今年は13人が参加。また今年から同じく町内の上越高からサッカー部の藤川祐司監督らスタッフ6人が加わった。他にも町外の知人らに声をかけ、総勢約50人で担ぎ、境内では本殿の前で勇壮にあおって還御した。

 初めて参加した藤川監督は「テスト期間と重ならなければ、ぜひ部員にも体験してほしい」と話した。廣川町内会長は「(コロナ禍で4年ぶりだった)昨年は大変だった。伝統なので、なんとか担ぎ続けたい。万が一のため台車も用意したが、みんな頑張って昨年より早くおさめることができた」と話した。

 16日の本祭では祭礼や神楽の奉納、子どもみこしなどが行われた。天候の影響で神楽は舞台ではなく、本殿内で行われ、お菓子まきでは多くの子どもたちがお菓子をつかみ取ろうと手を伸ばした。同祭に合わせてタイを食べる習慣にちなんでタイ尽くしメニューを行っている宇喜世(同市仲町3)は、タイの炊き込みご飯を用意し、子どもみこし参加者や参拝者らに振る舞った。

本殿内で行われた神楽の奉納