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イセヒカリ 「奇跡の稲」生育を願い 吉川小5年生 総合学習で手植え体験

イセヒカリの苗を手植えする吉川小5年生

 「奇跡の稲」と呼ばれる「イセヒカリ」の田植えが14日、吉川区下町地内のほ場で行われた。吉川小(長谷川和彦校長)の5年生11人が総合学習の一環で丹念に手植えし、無事な生育を願った。

 イセヒカリは伊勢神宮(三重県伊勢市)の神田で発見された品種で、台風でも倒れず「奇跡の稲」とされている。地域安寧と発展を願い、種子を譲り受けた。

 田植えは3年目となり、「素盞嗚(すさのお)神社イセヒカリの会」(五十嵐一也代表)が主催し、同校に声がけした。最初に同神社・五十嵐夷廣宮司による神事と清めを行い、田に入った。

 子どもたちは、格子状の区切りを目安に、腰をかがめながら1苗ずつ植えていった。生き物の姿を見つけると、歓声を上げた。初めて田植えをしたという谷内櫻子さんは「今は機械化で楽にできると思うけど、手で作業するのがこんなに大変と分かった。元気に育ってほしい」と願った。

 田の傍らでは地元の最賀一久さん(65)がハーモニカ演奏で雰囲気を盛り上げた。

 五十嵐代表によると、今年は計25アールで約20俵を収穫する見込み。