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春の高田 桜花楽しみ食も楽しみ 上越食品衛生協会高田支部24店 観桜会に合わせて「さくらメニュー」提供

「マリーナ」のカクテル
食協初の試みの意図を語る倉本支部長

 約600の飲食店、食品事業者が加盟する上越食品衛生協会高田支部は、上越市本城町の高田城址公園で29日から4月14日まで開かれる観桜会に合わせ、高田地区の24店で桜をテーマにしたメニューや菓子などを販売する。関係者は「来訪客を会場(高田城址公園)から市街地へ呼び込むきっかけになれば」と期待している。

 桜色をしたパンや天津飯のほか、塩漬けの桜の花を使ったメニューが目立つ。和菓子やサンドイッチ、カクテルにも入っている。支部長でスナック・バー「マリーナ」(同市仲町3)を経営する倉本斤也さん(77)は、桜のリキュールとライムジュース、村上市の日本酒「〆張鶴」で作ったカクテルに、塩気を抜いて酒で花開かせた桜の花を浮かべた。倉本さんは「丁寧に仕事をしないと桜の花がきちんと開かない」と説明する。

 ほかに「桜肉」の別名がある馬肉のユッケ、桜花の季節に漁獲され「桜鯛(サクラダイ)」と呼ばれるマダイの刺し身を出す店も。サクラダイの刺し身を出す「喰酔」(同)の店主、瀬下孝さんは「産卵期前のマダイはおいしいので、ぜひ食べてほしい」と話した。

 本来、食品衛生協会は、食中毒の予防をはじめとする食品衛生を主な業務とするため、こうした活動は初めての試み。倉本支部長は「今年の観桜会は多くの人出が予想される。ぜひ多くの店に立ち寄ってほしい」と話していた。

食協初の試みの意図を語る倉本支部長
「おいしいパンの店ソフィー」のサンドイッチボックス