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「上越魚沼地域振興快速道路」の安塚-松代間 国道253号付近通過ルートに アクセス性早期供用期待 整備方針を発表 県

上沼道の安塚―松代間。これまで検討してきた整備方針について、国道253号付近を通過し現道にアクセスしやすいB案に決定した(県提供)

 上越市と南魚沼市を結ぶ全長60キロの地域高規格道路「上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)」の安塚―松代間(13キロ)について、県は25日、国道253号付近を通過し現道にアクセスしやすいルート案(図中のB案)を整備方針とすると発表した。

 冬季交通の安全性確保、医療機関への搬送時間の短縮、中心市街地へのアクセス性向上などが期待されている上沼道。安塚IC(インターチェンジ)―十日町市北鐙坂を除く区間が、供用済みか整備区間に指定されている。県では同区間のうち、現道に小曲線、急勾配、防災上の課題を抱える安塚IC―松代間を優先し、検討を進めている。

 同区間の整備については、国道253号付近を通過して現道にアクセスしやすいB案の方が、国道403号付近を通過するA案より沿線からのアクセス性に優れ、部分的、段階的に早く供用可能、難工事が予想される地層を通過する区画が少ないためコスト縮減が期待され、サービス速度時速60キロを満足できるとして、整備方針に指定された。

 県では昨年9~10月にかけて実施したアンケートの結果も公表。上越市の浦川原、安塚、大島各区、十日町市の松代、松之山各地区で実施し、全戸配布4257戸から、608部の回答を得た。回答者は上越、十日町が半々で、国道253号の利用目的は家事・買い物が31%、観光・レジャーが27%で、それぞれ全体の3割ほど。上沼道整備に関しては、冬季を含めて安全に通行できることが84%、次いで国道253号の代替路機能(52%)、早期開通(部分供用)(41%)だった。