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糸魚川市 津波避難指示の区域設定 直ちに発令 避難迅速に 能登半島地震の課題踏まえ 沿岸部中心に47地区

 糸魚川市は能登半島地震の課題を踏まえ、今後、大津波・津波警報が発表された場合、直ちに避難指示を発令するとし、あらかじめ発令区域を設定しておくことを決めた。

 発令区域の対象は、最大クラスの津波により浸水が想定される区域(津波災害警戒区域)、その他に市長が必要と認めた区域。沿岸部を中心に47地区を定めた(22日現在)。対象地区で避難場所、避難経路を事前に決めておく。

 避難指示発令、発令中の情報提供、避難指示解除は防災行政無線やメールで行う。解除は警報から注意報に切り替わった時とする。

 同市は元日の地震で避難指示は発令せず、広報無線による避難啓発を行い、市民らの多くが自主避難の行動を取った。地震後の市消防による各地区の聞き取り調査などで課題、問題点として挙がり、運用方法を見直した。

 米田徹市長は「津波の場合は直ちに避難を始めることが重要。(避難指示の)エリアを確定するには時間がかかる。事前に地域を決めておいた方が早い」との考えを示した。

 避難指示対象区域に設定した地区は次の通り。

 【能生地域】 筒石、徳合、藤崎、百川、小泊、西浜町、能生栄町、能生新町、能生中央、笹良町、学校町、旭本町、桜木、仲町、西小町、東小町、浜木浦、鬼舞、鬼伏

 【糸魚川地域】 間脇、中浜、中宿、梶屋敷、田伏、大和川、竹ケ花、押上、寺町、大町、緑町、新七、中央、新鉄、横町、寺島

 【青海地域】 須沢、八久保、田海、寺地、名引、東町、西町、青海中央、歌、外波、市振、玉ノ木