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大卒等合同企業説明会 内定早期化に対応 地元企業の魅力伝える

上越地域の学生100人が出席。企業、官公庁100社から仕事内容や魅力などについて聞いた

 上越商工会議所と上越雇用促進協議会による「大卒等合同企業説明会」が21日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。

 2025年3月に卒業予定で地元、上越地域に就職予定の大学生ら約100人と、同地域の企業や官公庁約100社が参加した。学生らは採用担当者と労働環境から仕事の内容、魅力、必要な技能などさまざまな質問をやりとりし、就職に備えていた。

 同商工会議所副会頭で上越雇用促進協議会の本山秀樹会長は「近年は大卒などで、就職内定の時期が早まっている。慢性的な人手不足もあり、企業側でも雇用を呼びかけるなど、就職しやすい環境でもある」と指摘。その上で、「大学進学などで上越を離れ、そのまま戻ってこない人も多い。地元企業の魅力を知り、地元で就職してもらえるよう、こうした機会をつくるほか、企業や仕事に関する情報発信にも力を入れていかなければ」と話した。

 主催者側によると、どの企業も人手不足で学生募集が増加。選考開始は6月1日からだが、4月1日時点で50%が内定確定のデータもあるという。

 参加した専門学校の男性(20)は「働く上で、仕事内容を重視したい。やはり分からないことを直接聞ける機会は大事」と話した。建設業の採用担当者は「どの職種でも内定の早期化が進んでいる。今回のような説明会や、インターンシップから就職を決めてもらえるよう、採用に力を入れていきたい」と今後を見据えた。