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新潟労災 他病院へ機能移行進む 整形外科、透析など

 2025年度末までに閉院を予定している新潟労災病院(新潟労災、上越市東雲町1)の医療機能移行や医療人材の転籍について、関係者は21日開かれた上越地域医療構想調整会議で、進捗(しんちょく)状況を報告した。

 県立中央病院(同市新南町)は4月に配属される整形外科医を新潟労災に派遣、ソフトランディングを図る。また手術数の増加で不足が懸念される手術室の増強を調整しているとした。

 上越総合病院(同市大道福田)は整形外科のほか、人工透析患者を多くを引き継ぐ。建設していた人工透析棟は4月1日から本格稼働する予定。整形外科は4月から医師を増員し、手術室の運営見直しを行うことにしている。

 歯科口腔(こうくう)外科を引き継ぐ上越地域医療センター病院(同市南高田町)は、来年度早期に事業計画を協議する予定。

 労働者健康安全機構(機構、川崎市)は医療人材の転籍に向け、スタッフに行った意向調査の結果を受け皿病院に提供したと説明。今後個別調整も行っていくとした。ただ「早期退職を考えている職員もおり、離職防止の取り組みを行っていく。円滑な人材移行を目指す」(機構の遠藤謙司審議役)という。