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まさに「グレイト」な演奏 シューベルトの大作披露 上越交響楽団定期演奏会

圧巻の演奏で聴衆を魅了した上越交響楽団

 上越交響楽団(古海法雲団長)は17日、上越市新光町1の上越文化会館大ホールで第88回定期演奏会を開いた。ビゼーの「カルメン」第1組曲・第2組曲と、シューベルトの交響曲第8番「グレイト」を演奏。圧巻の演奏に、会場から大きな拍手が送られた。

 シューベルト交響曲第8番は、演奏時間が1時間近い大作で、初演に立ち会ったシューマンが「天国的な長さ」と称賛したと伝わる名作。シューベルト自身が「大交響曲」と副題を付けたこともあり、英語名のグレートと称されることが一般的になっている。

 聴衆はシューベルト特有の豊かな楽想と美しい旋律、壮大なスケールに浸り、演奏後には惜しみない拍手と感嘆の声が上がった。

 指揮を務めた長谷川正規さんは「本番の集中力が素晴らしく、とても良いシューベルトを披露することができた。限られた時間の中で勉強し、音楽に情熱を傾けている」と団員をたたえた。

 同楽団は春と秋に定期演奏会を実施。次回は9月15日に予定されている。