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柿崎炎心會館 田中漣奮闘 全日本3位 4月からキックボクシング専念

3位のトロフィーを持つ田中選手(右)と五十嵐館長(柿崎地区公民館分館内の練習場)
練習で上段回し蹴りを繰り出す田中選手(右)

 空手道の柿崎炎心會館に所属する田中漣選手(15、柿崎中3年、柿崎区高寺)が10日に神奈川・横浜武道館で行われた極真全日本ジュニアファイナルカップで3位に輝いた。全国で上位に入り「自信になった」と、今後の格闘家人生へ希望を膨らませている。

 大会は国際空手道連盟極真会館世界総極真の主催。田中選手出場の中学生男子軽量級(55キロ未満)には25人がエントリーし、トーナメント戦で争った。同選手は1、2回戦を判定勝ち。準々決勝は前蹴りと上段回し蹴りを決めて見事に一本勝ち。準決勝は延長戦にもつれ込み、判定の末に惜敗。3位決定戦は突きを連打し判定勝ちした。

 準決勝で最後にスピードが落ちたところで下突きを決められ「優勝したかった。悔しい」と話す。1日で5試合を行い、「もっと体力をつけたい」と課題も明確になった。

 右膝靱帯(じんたい)断裂、左膝半月板損傷という大けがを押して出場した。「右足しか使えなかった」状態での奮闘だった。

 高校に進む4月からは、空手と並行していたキックボクシングに専念。柏崎市内のジムで練習を積む予定。「まずはけがを治して、プロの格闘家を目指して頑張りたい」と意気込む。

 幼少期から10年間指導してきた五十嵐敬吉館長(72)は「試合中は目の色が違う。格闘家の目になってきた」と大成を信じている。

練習で上段回し蹴りを繰り出す田中選手(右)