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滑走楽しみ環境学ぶ 元スノボ日本代表・橋本通代選手 小学生に指導 糸魚川シーサイドバレースキー場「NSDキッズプログラム」イベント

「NSDキッズプログラム」のスノーボードイベントが糸魚川シーサイドバレースキー場で行われた。橋本選手(右から2人目)と新雪の滑走を楽しんだ参加小学生
気候変動から雪を守ろうと、吉田社長(右)と橋本選手が対談し、スキー場としてできる取り組みを考えた

 糸魚川市山口の糸魚川シーサイドバレースキー場で9日、元スノーボード日本代表の橋本通代(みちよ)選手を迎えて、子どもたちを対象にしたスノボ滑走と環境について学ぶお話会が行われた。

 同スキー場が今シーズンから参加した全国12スキー場で展開する「NSDキッズプログラム」イベントで実施。

 橋本選手はソルトレイク五輪スノーボード女子ハーフパイプ日本代表として活躍。現在はキッズスノーボードの普及育成に当たるほか、スキーヤーやスノーボーダーらによる環境団体「POW JAPAN」のアンバサダーに就任して気候変動から「地球・雪を守る」各種活動に取り組む。

 同日はキッズプログラム会員の小学生3人が市内外から参加。人数は少なかったものの、橋本選手の指導を受けながら新雪のコースを一緒に滑走。橋本選手はスノーボードを始めた子どもたちに楽しさを伝え、「これからもチャレンジを」と励ました。兵庫県から参加した小学3年生の浜崎映瑠君はスノーボードを始めて1年。「めちゃめちゃ楽しかった」と喜んだ。シーサイドバレースキー場へは初めて。「雪がふわふわだった。また来たい」と話した。

 滑りを楽しんだ後は、ゲレンデ横のホテル・ホワイトクリフ内でお話会。「雪って減ってない?スキー場の取り組み」と題して、橋本選手と同スキー場の吉田祐介社長が対談した。

 橋本選手は「地球は微熱状態」と表現し、地球温暖化の原因や再生エネルギーに変えるアクションの必要性を伝えた。吉田社長は「環境の変化でウインターリゾートの継続は厳しい」と危惧。再エネの導入やLED化などに加え、今後新たに必要最低限のリフト運行とする「サステナブルデー」を設けることなどを提案した。

 これに対して橋本選手は「ローカル愛のあるスキー場。メッセージをしっかり伝えて理解してもらい、モデルとなって広まってほしい」と応援した。

気候変動から雪を守ろうと、吉田社長(右)と橋本選手が対談し、スキー場としてできる取り組みを考えた