文字サイズ

防火防災リーダーに 6年生隊員11人卒隊 訓練の成果披露 糸魚川こども消防隊

雪が降る中、本年度訓練の成果を生かして一斉放水を行ったこども消防隊員(2日、糸魚川市南寺島2、市消防本部)
6年生の卒隊員一人一人に竹田消防長から修了証が手渡された

 糸魚川市内の小学3年生から6年生で編成する「糸魚川こども消防隊」(隊員33人)が本年度の研修、訓練日程を終え、活動をリードしてきた6年生隊員11人が卒隊した。

 2日、同市南寺島2の消防本部で本年度最後の訓練を実施。隊員20人が参加し、ポンプ操法と40ミリホースを使った放水訓練に臨んだ。雪が舞う寒空の下、隊員同士が連携して規律正しく機敏に動き、これまでの訓練成果を発揮。今年は元日に発生した能登半島地震により、参加を予定していた消防出初め式が中止となったため、保護者らも子どもたちが真剣に活動する一斉放水の様子を見守って防火防災の意識を新たにした。

 訓練後に消防本部内で卒隊式を行い、竹田健一消防長が卒隊員一人一人に修了証を手渡した。「研修や訓練で培った経験を今後に生かし、大人をリードするぐらいで対応していってほしい」と呼びかけ、防災リーダーの担い手として期待を寄せた。

 卒隊員を代表して隊長の近江翔君(青海小6年)が「訓練はとても勉強になった。ほかの小学校のみんなと仲良くなることができた。中学生になっても自分の地域のことに関心を持って、こども消防隊で学んだことを日々の生活に生かしていきたい」と伝えた。

 「糸魚川こども消防隊」は糸魚川市駅北大火の翌年平成29年12月に発足。火災を防ぐ方法や命を守る大切さを学び、地域に協力できる一員になることを目的に活動している。本年度は規律訓練や消火器、消防ホース取り扱い、要救助者搬送訓練などのほか、消防防災フェアに参加した。

◇新3~6年生の新隊員を募集

 現在、新年度隊員を募集している。通年でも入隊を受け付けている。申し込み、問い合わせは市消防本部予防課(電025・553・0119)へ。

6年生の卒隊員一人一人に竹田消防長から修了証が手渡された

社会・くらしの関連ニュース

新着ニュース