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仕事と子育て両立 糸魚川市企業で初 「くるみん認定」報告 笠原建設

笠原建設の「くるみん認定」報告会が行われた。出席したハローワーク糸魚川の木津所長、笠原建設の鈴木代表、米田市長(右から)

 糸魚川市能生の総合建設業、笠原建設(鈴木秀城代表取締役)は、次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん認定」を取得した。糸魚川市内の企業では初めて。5日に同市役所を訪れて、米田徹市長に報告した。

 労働者の仕事と子育ての両立を図るための一般事業主行動計画を策定し、その計画の目標を達成するなど一定の要件を満たした企業が申請を行うことで、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の同認定が受けられる。

 新潟労働局資料によると、同社労働者数は181人(男性147人、女性34人)。計画期間内(令和3年4月1日~同5年12月31日)の主な取り組みとして、毎月第4金曜を「ノー残業デー」とし、業務の効率化と速やかな帰宅の奨励、管理職が時間外労働の管理や業務配分の確認を行った。結果、令和5年の年平均所定時間外労働が8時間7分となり、45時間未満とした最終年度目標を達成した。

 このほか、配偶者が出産した男性労働者に占める育児休業取得の割合が15%、女性労働者については100%。有給休暇取得推奨日を設定して年次有給休暇の取得促進などに取り組んだ。

 市長報告には同社の鈴木代表、渡邉誠司管理部次長、ハローワーク糸魚川の木津淳也所長が出席した。鈴木代表は「若い人たちが豊かな家庭を持ち、将来に夢を持てる社会、やりがいがあって働きやすい会社でありたい」と話し、米田市長は「いち早く取り組んでくれてうれしい。糸魚川の企業のモデルになる」と期待した。