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市民利用増へ補助金 小木―直江津航路片道運賃相当額 上越市

「佐渡島の金山」世界遺産登録を見据え、上越市は市民の小木―直江津航路利用促進を図る(写真は昨年4月)

 上越市は29日から運航する佐渡汽船小木―直江津航路について、5月の大型連休明け以降、市民の利用を促すため片道運賃相当額を補助する方針だ。同時に午後8時過ぎに直江津港に到着する便からの2次交通を確保する。関連予算220万円を市議会3月定例会に提案している。

 小木―直江津航路は昨年、市や地元経済界などが待望したカーフェリーが就航。4月29日から11月12日まで運航し輸送人員は7万1000人、航走換算台数は普通乗用車換算で1万6000台だった。輸送人員はジェットフォイルが就航していた2022年に比べ2倍超となったが、コロナ前で高速カーフェリーが就航していた2019年の水準までには戻っていない。

 このため同市は5月の連休以降、市民が小木―直江津航路を利用する場合、往復運賃の片道相当額を補助する。補助金として188万円を計上、利用促進を図る。また、午後8時5分直江津着のカーフェリーは、駅などへの2次交通手段が乏しいことから、ジャンボタクシーの手配を予定する。市産業立地課は「県や佐渡汽船と連携していく」としている。