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須川展也サクソフォン・リサイタル 至極の音楽で聴衆魅了 新井中吹奏楽部・一般公募参加者 プレコンサートで共演 妙高市

開演前のプレコンサート。新井中吹奏楽部、一般公募参加者が須川さんらと共演した
第1部のサクソフォン・リサイタルで演奏する須川さん(右)、小柳さん夫妻

 「須川展也サクソフォン・リサイタル~アンサンブルで綴(つづ)る『銀河鉄道の夜』~」が3日、妙高市上町の市文化ホールで開かれた。共演した新井中吹奏楽部や一般公募参加者を含む大勢が来場し、サクソフォンのソロ演奏、アンサンブルなど至極の音楽に聞き入った。

 同公演は、妙高市教育委員会、妙高文化振興事業団と県が三井住友海上文化財団の助成を受け実施。当初、2020年に予定されていたが、コロナ禍で2回延期になっていた。

 須川さんは日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者。国内外の著名オーケストラと多数共演するなど多方面で活躍している。東京藝大招聘(しょうへい)教授、京都市立芸大客員教授。妻でピアノ演奏家の小柳美奈子さんは上越市出身。

 同日は須川さん、小柳さんとサクソフォン奏者4人が出演。開演前のプレコンサートでは新井中吹奏楽部、一般公募参加者がステージに上がり、須川さんらと「青春の輝き」「宝島」を演奏した。能登半島地震の被災地・石川県七尾市からの参加者もあり、全国からの応援、支援に感謝の思いを伝えていた。

 第1部は須川さんのサクソフォン・リサイタル。小柳さんの伴奏で「レガシー・オブ・グレンミラー」などの名曲を甘い音色で演奏した。

 第2部はサクソフォン・アンサンブル。小柳さんの朗読に合わせ、須川さんらサクソフォン奏者5人が宮沢賢治原作、石川亮太作曲「銀河鉄道の夜」を物語の情景が浮かぶように奏で、聴衆を魅了した。アンコールでは「見上げてごらん夜の星を」を届けた。

 家族5人で来場し、一般公募者として参加した同市の女性(49)は「きょうを楽しみにしていたので感激している。プログラムも最高で、楽しい時間を過ごさせていただいた」と感動していた。小柳さんの知人という上越市の男性(75)は「サクソフォンのアンサンブルは初めてだったが、素晴らしかった」と感動を話していた。

第1部のサクソフォン・リサイタルで演奏する須川さん(右)、小柳さん夫妻
第2部のサクソフォン・アンサンブル「銀河鉄道の夜」