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雪降る中 別れの春 上越市の私立2校で卒業式

上越高は212人が卒業。コロナによる規制もなくなり、昨年以上にマスク姿の生徒が減った
関根学園高は197人が卒業。それぞれの進路への決意を胸に、大きな拍手を受け体育館を後にした

 上越市内の私立高2校は2日、卒業式を行った。高校生活を惜しむような名残雪が降る中、卒業生たちが母校に別れを告げた。

◇高校生活誇りに思う 上越高 

 同市寺町3の上越高(風間和夫校長)では212人が卒業を迎えた。

 風間校長は今年で開校120周年、約2万6000人が卒業したことを踏まえ、校訓の自主、誠実、礼節を「時代が変わっても大切にしなければならない心」と説き、「自らの歩みに迷ったらこの言葉を思い出し、自分の原点に戻ってほしい」と式辞を述べた。

 卒業生代表の富田奏君は答辞で、学校生活もコロナ禍から少しずつ元に戻り、昨年は生徒会長としてさまざまな行事を実施できたことを回想。仲間たちや先生、保護者と、支えてもらった全ての人に感謝し、「コロナ禍で縛られた3年。悔しいが、できたこと、出会いがあった。この3年を誇りに思う」と結んだ。

 卒業生の進路は3日現在で進学136人、就職など63人となっている。

◇たくましく成長する 関根学園高

 同市大貫2の関根学園高(鈴木重行校長)では197人が卒業。入学時はコロナ禍で行事などに制限が多かったが、本年度は文化祭「北辰祭」が4年ぶりに一般公開になるなど本来の形に戻りつつあり、3年生は学校発信のため尽力した。

 生徒会長を務めた原田晃成君は答辞の中で「エネルギッシュな学年。いろいろなことに全力で活気があり、団結していた」と語り、関わったさまざまな人に感謝。「いつか、たくましくなった姿を見せる。期待していて」と決意を語った。

 鈴木校長は「いろいろな場所、仕事、立場で生きることになるが、笑顔で周りの人を幸せにしてほしい」と卒業生たちを激励した。

 卒業後の進路は2月14日時点の予定で進学119人、就職78人。

関根学園高は197人が卒業。それぞれの進路への決意を胸に、大きな拍手を受け体育館を後にした