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まち歩き春感じる コンサートも楽しむ 名立大町でお雛さま巡り 名立区

区内各所に飾られた雛人形を鑑賞する参加者
名立地区公民館では春を感じさせるコンサートが開かれた

 名立区内各所に飾られた雛(ひな)人形の見学とまち歩きを楽しむ「お雛さま巡り」が3月10日まで行われている。25日は名立大町の街中を歩くウオーキングイベントとコンサートが開かれ、参加者は同町内に飾られた7カ所の雛人形を見て回り、近づきつつある春の訪れを感じていた。

 お雛さま巡りは名立大町自治会などが主催し、今年で4年目。区内外から寄贈された雛人形を個人宅や施設などに飾り、まちのにぎわいづくりや伝統文化継承などを図っている。今年は13会場に22組の雛人形を展示。ガラス越しや、商店では店内で見学できるようになっている。

 ウオーキングには区内外から約20人が参加。名立地区公民館を出発し、各展示場所を散策しながら巡った。同日は曇りで風も強くなく、参加者は道沿いのスイセンや、名所の寺や神社などを目にとめながら約1・5キロの道のりを歩いた。

 川端の徳田幸一さん(76)宅では、築約140年の町屋の座敷で鑑賞。歴史と趣のある建物だが、元日の能登半島地震で被災したためこの場所での展示は今回が最後となる。徳田さんは「座敷で見る雛人形は一層の風情がある。会期中にぜひ足を運んでほしい」と願った。

 公民館に戻った一行は、二胡やサクソフォン、合唱のコンサートを楽しんだ。同館では7組の段飾りを展示。それらを背景に「春の小川」「うれしいひなまつり」「花」などが演奏されると、館内は華やいだ雰囲気に包まれた。

 友人2人と訪れた上越市西本町4の玉木加津惠さん(76)は「雛人形を見るのは久しぶり。ウオーキングもできて楽しかった」と顔をほころばせた。

名立地区公民館では春を感じさせるコンサートが開かれた