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けん玉交流 義援金も募る 紅白出場「もしかめブラザーズ」来訪 妙高市の食堂ミサあらい道の駅店 SNSでの励ましが縁

「けん玉募金チャレンジ」を実施した「もしかめブラザーズ」のDすけさん(中)としゅんさん(24日、食堂ミサあらい道の駅店の広場)

 けん玉ユーチューバー「もしかめブラザーズ」のDすけさん、しゅんさんが24日、妙高市猪野山の食堂ミサあらい道の駅店を訪れ、能登半島地震の被災地に災害義援金を届けるイベント「けん玉募金チャレンジ」を実施した。

 2人は昨年12月31日のNHK紅白歌合戦にけん玉のギネス世界記録に挑むメンバーとして出場。しゅんさんは16番目で登場したが、失敗してしまった。

 番組を見ていた同店の中田浩太郎店主(43)は、しゅんさんに思いを寄せ、SNSのX(旧ツイッター)で「落ち込むことはない」などと発信。これが反響を呼び、本人に届いた。その縁で今回、来訪が実現。話し合いの結果、紅白の翌日、元日に発生した地震の被災者や被災地のために少しでも力になればと、催しを企画した。

 催しは店舗前の広場で、昼時の約2時間30分実施。100円以上募金してくれた人に、紅白で使用したけん玉を使って技に挑戦してもらった。「トメけん」成功者に500円分の食事券、「中皿」成功者にソフトクリーム引換券、「大皿」成功者にはチャーシューのトッピング無料券が贈られた。

 同コンビの知名度は高く、催しを目当てに家族連れらが多く来場。遠く静岡県から駆け付けたファンもいた。子どもも大人も積極的に参加し、けん玉を通じた交流の様子が見られた。挑戦した同市内や上越市の子どもたちは「楽しかった」「1回で成功するのは難しかった」などと笑顔で話した。

 しゅんさんは「励ましの声も頂いた。これからも頑張っていきたい」と話し、多くの協力に感謝。Dすけさんは「けん玉は最強のコミュニケーションツール。老若男女の誰でもできる。皆さんにやってほしい」と普及への夢を広げた。

 中田店主は、SNSが縁で生まれた取り組みに「炎上、誹謗(ひぼう)中傷が問題になっているが、こういう気持ちの良い拡散がもっとあってほしい」と願いを話した。義援金は自治体を通じて被災地に送る。