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灯りでつなげる絆 スノーキャンドルナイト 能登地方へエールも 妙高市妙高地域

復興を願い、妙高ふれあいパークにかたどられた能登半島(原通自治会)
関山駅前広場の雪灯籠(関山自治会)

 妙高市妙高地域で17日夜、第19回「妙高スノーキャンドルナイト」(NPO法人ふるさとづくり妙高主催)が開かれた。自治会や有志、各家庭などが協力してともした明かりが、各所を幻想的に彩った。

 今年のテーマは「キャンドルの灯(あか)りでつなげよう、発信しよう、次の妙高へ笑顔と笑顔」。地域住民が秀峰「妙高山」の雪景色を仰ぎ、雪を楽しむ「楽雪」をアイデア化することで、家庭、近所、地域の絆、助け合いを育み、広げることを目標に掲げた。

 関山駅前広場の雪灯籠、旧大鹿小跡地の竜など、各所に工夫を凝らしたイルミネーションが出現し、見に訪れた家族連れらを魅了していた。

 このうち原通自治会は、1月1日の地震で甚大な被害に見舞われた石川県能登地方の復興を願い、妙高ふれあいパークに能登半島をかたどった。通路を設けて一周できるようにした。壁面に「ガンバロウ!のと」の文字が浮かんだ。

 宮下富男自治会長が地図から起こし、3500分の1の縮尺で準備。役員、住民の協力で完成させた。能登旅行で泊まり、良くしてもらった旅館も被災したといい、「ここと同じで高齢化が進んでいる。不安が大きいだろう。ふるさと、定住の地で日常を取り戻してほしい」と思いを寄せた。

 NPO法人ふるさとづくり妙高の理事長も務める宮下自治会長。「来年は20回。隣同士、地域ぐるみで力を合わせてキャンドルをともし、将来につなげたい」と誓った。

関山駅前広場の雪灯籠(関山自治会)
旧大鹿小跡地の竜(地域づくり大鹿)