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〈リデザイン~人口減と向き合う~〉市の人口ほぼ半減 2050年推計人口 国立社会保障・人口問題研究所まとめ 少子高齢化ますます 糸魚川市米田市長 人口減「強く実感」

「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)を加工して作成
「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)を加工して作成

 国立社会保障・人口問題研究所が昨年12月に公表した都道府県別、市町村別の2050年の推計人口はインパクトをもたらし、人口減少・少子高齢化に歯止めがかからない現実を突き付けた。この機に新企画「リデザイン(再設計)~人口減と向き合う~」(不定期連載)をスタートし、人口減を巡る地域の動きや変化などを時機を捉えながら伝える。

 同研究所の発表によると、糸魚川市の2050年の推計人口は20年比45・1%減の2万2382人まで落ち込む。年齢別割合では0~14歳が同2・8ポイント減の7・0%(1566人)、15~64歳の生産年齢人口が同6・6ポイント減の43・5%(9733人)、65歳以上が同9・4ポイント増の49・5%(1万1083人)。全体のほぼ半数が高齢者となり、中でも75歳以上が同10ポイント増の32・5%(7274人)を占める。

 これを受け米田徹市長は1月18日の定例記者懇談会で「(人口減少を)さらに強く感じた。いつも言っている言葉かもしれないが、全庁一丸となって人口減少対策に取り組んでいきたい」などと危機感と決意を示した。

◇コロナ禍の影響懸念

 2020年春に感染拡大が本格化した新型コロナウイルスの影響は、人口減少に拍車をかけるのではないか―。米田市長は「コロナ禍は人口減少にも大きい影響力があったと捉えている」と懸念する。

 市では本年度、人口減少対策推進本部と人口減少・少子化対策プロジェクトチームを庁内に設置し、活動。14日に新年度予算案発表を控えており、市企画定住課は「今回の推計人口は2020年がベースになっており、コロナの影響が入っていない。それも加味して検討していかなければ」と今後を見据える。

「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)を加工して作成

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