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能登からの漂着漁船 荒天の中陸揚げ 糸魚川市藤崎海岸 地元漁協、建設業者が作業

漁船を重機2台で運搬(10日午前11時50分ごろ)
波打ち際で作業に当たる地元の漁業、建設業者たち(10日午前11時ごろ)

 糸魚川市の藤崎海岸沿いに漂着している石川県の漁船が10日、市内の漁業者や建設業者によって同海岸の陸地まで運ばれた。

 作業に当たったのは、上越漁業協同組合(本所・同市能生、磯谷光一組合長)の組合員と、笠原建設(同市能生、鈴木秀城社長)の従業員合わせて約30人。荒天の中、重機2台を用い、波打ち際から同地内のバス停留所付近まで運んだ。

 漁船は1日に発生した能登半島地震の影響で、能登地方から流れ着いたとみられる。磯谷組合長は「船自体はまだまだ使えるが、向こうでは操業開始のめどが立っていない」と案じ、「船主さんがどうするか判断するまで、ここに置いておきたい」とした。

 上越海上保安署によると、石川県などの漁船の漂着は、10日午後5時時点で上越市と糸魚川市合わせて計16隻(藤崎の1隻も含む)確認されている。4日午後5時時点では計8隻だったが、倍増した。

波打ち際で作業に当たる地元の漁業、建設業者たち(10日午前11時ごろ)