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体も心も暖まって 住民団体設置今季も待合室にストーブ 名立駅

毎朝、待合室にストーブを設置。高校生たちが暖かい室内で列車の到着を待つ

 暖かい駅で一日のスタート―。えちごトキめき鉄道名立駅(名立区名立大町)で、待合室にストーブを設置し利用者の快適性を高める「名立駅ポカポカ作戦」が行われている。

 同駅の環境整備や活性化に取り組む住民団体「名立駅マイ・ステーション作戦実行委員会」が平成23年度から継続して行っている取り組み。主な利用客である高校生たちの通学時間帯に合わせて、ボランティアがストーブをつけ、待合室を暖める。

 本年度は3人のボランティアがローテーションでストーブ管理を担当。午前6時30分に倉庫からストーブを出し、やけど防止の柵で囲んで点火。利用客たちが集まり始める同7時過ぎには待合室内が暖まっている仕組みで、乗車後の同7時30分に片付ける。ストーブと灯油はえちごトキめき鉄道が提供している。また、ホームの見回りやごみ拾いを併せて行い、駅の美化に努めている。

 本年度は12月25日に始まり、冬休みを挟んで9日から再開。10日は駅の外の温度が約5度だったのに対し、ストーブをつけた待合室の室温は約12度。利用する高校生の一人は「暖かいと、一日頑張ろうと思う」と話した。

 同作戦は三月上旬まで実施。同実行委員会の三浦元二代表は「地震などで不安も多いだろうが、気持ちも体も暖まってもらえたらうれしい」と話した。