文字サイズ

「杉みき子の世界」表現 語り、ピアノ、挿絵で 冬の物語、合唱曲も 上越市

挿絵とピアノに合わせて大越さんが杉さんの作品を語った

 上越市本城町の高田城址公園オーレンプラザで8日、「杉みき子の世界をあなたに」が開かれた。同市の児童文学作家、杉さんの作品を語りとピアノの伴奏、挿絵の映像で公演した。

 主催は高田文化協会相談役の河村一美さん。長年務めた同会の事務局長を昨年末で退き、講演会やコンサートなどを定期的に行う「河村企画」を立ち上げた。今回がその第1弾となった。

 読み聞かせワンダーランドの大越さとみ代表が語り、池田眞喜さんがピアノを担当。杉さんの作品を数多く担当した故村山陽さんらの挿絵が上映された。

 演目はこの地方に冬の訪れを告げる風物を描写した『小さな雪の町の物語』の「冬のおとずれ」や、かつて本紙に連載された『金谷山ものがたり』の「冬ごもり」など。前半は冬をテーマにした物語が続き、後半には杉さんが作詞した混声三部合唱曲「妙高山に」の合唱も行った。

 雪の天候にもかかわらず、会場は大勢の人でにぎわった。河村さんは「きょうの雰囲気は杉さんの作品にぴったり。大好きな杉さんの作品を公演できて満足」と話した。