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津波被災なおえつ海水浴場 沿道がれき撤去始まる 被害甚大 今夏営業見通せず 上越市

なおえつ海水浴場に面した市道で撤去作業が始まった(4日午後1時30分ごろ)

 1日に発生した能登半島地震による津波被害に見舞われた上越市虫生岩戸のなおえつ海水浴場で4日、市道部分のがれきや土砂の撤去作業が始まった。

 同海水浴場では津波のため海の家の建物などが流され、海岸から道路までこれらの残骸や土砂が散乱。現在、海岸に面した市道が通行止めとなっている。市によると、撤去作業は数日かかるとし、完了次第通行止めを解除する予定。

 なおえつ浜茶屋組合の桑原尚二組合長(59)によると、津波のため同海水浴場にある海の家7店のうち5店が全壊、2店が半壊。備品や資材を管理する小屋も流され、今夏の営業に影響を及ぼす状況という。

 桑原組合長は「散らばった資材の仕分けや撤去、新たな資材の準備や建物の修繕などを考えると、現段階で今シーズン営業できるかは何とも言いようがない。現状、(各海の家に属する)撤去作業は個人負担。手作業では難しいので大きな費用が見込まれる。市道の撤去作業はありがたいが、行政には各店の支援もお願いできたら」と話した。