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買い出し客にぎわう 行く年来る年思いはせ 上越市大町 四・九の市

年末年始の食材などを買い求める買い物客

 上越市大町4で29日、年内最後となる四・九の市が開かれた。穏やかな天気となった同日は、年末年始の食材や正月飾りを買い求めようと多くの市民でにぎわった。

 店頭には餅やそば、煮物や雑煮用のゼンマイやワラビ、正月飾りのしめ縄や松、ユズリハのほか、新春を彩る色とりどりの花材が並んだ。前夜からの雨もやみ、雲の切れ間から日が差す陽気の中、買い物客はお目当ての食材を探して露店を巡った。店主は「来年もよろしくね」「良いお年を」などと笑顔であいさつを交わした。

 娘家族が元日に帰省するという同市幸町の80代女性は、漬物や、玄関や床の間に飾る花を購入。「平凡なお正月だけど、ゆっくりできるのが一番。煮物などを作ってもてなしてあげたい」と笑顔で話した。

 野菜や加工品を販売していた妙高市上馬場の70代女性によると、今年は雨不足で豆やサトイモが不作だったという。「コメも収量が少なく、農家にとって大変な年だった。でも戦争をしている国に比べればずっといい。来年も元気に出店できるよう、健康に気を付け過ごしたい」と願った。